レポート[report]

2019.
7.12

71期司法修習終了者の就職状況調査~6月時点~

71期司法修習終了者の就職状況調査~6月時点~

【司法修習終了者1,500名台時代の就職状況】

ジュリナビは71期司法修習終了者の6月末時点の就職状況調査を行いました。司法修習終了から6ヶ月が経過し、この数字が71期司法修習終了者の就職状況を最終的に表しているものとみなせるでしょう。

参考として、71期司法修習終了者の就職状況調査の1月時点調査と4月時点調査および比較のため70期司法修習終了者の6月時点調査の数値も掲載しました。

 

弁護士登録者数は、4月末時点から7名増の1,337名、司法修習終了者の全体に占める割合で見ると88.1%であり、70期の89.2%とほとんど同じになりました。今回の71期司法修習終了者の就職状況の調査結果からみれば、司法試験合格者数を1,500名程度に減らした結果は、全体の縮小均衡を生んだということになります。

 

弁護士未登録者は、4月末時点から7名減の29名であり、司法修習終了者の全体に占める割合で1.9%となっています。70期の弁護士未登録者は37名、司法修習終了者の全体に占める割合は2.4%であり、あまり変わらない割合となりました。

 

弁護士登録者の内訳は、法律事務所所属の弁護士が4月末時点の1,229名(司法修習終了者の全体に占める割合81.0%)から3名減少し、1,226名(司法修習終了者の全体に占める割合80.8%)となりました。69期までは、司法修習終了後から6月末時点まで事務所所属弁護士数は増加し続けていましたが、70期と71期では、4月末時点から6月末時点で減少する結果となりました。わずか半年足らずの短い間ですが、この間に法律事務所以外への転職者が出た結果です。

 

組織内弁護士は、若干増加して78名、司法修習終了者の全体に占める割合は5.1%になりました。しかし、70期の87名に比して、組織内弁護士は減少する結果となりました。即独推定者は、微増して33名(2.2%)になりました。

 

■ 71期司法修習終了者の就職状況

71期
(2019年6月)
71期
(2019年4月)
70期
(2018年6月)
司法試験合格者 1,543 1,583
司法修習採用者 1,516 1,563
司法修習終了者
(新規法曹有資格者)
1,517 1,563
判事補採用者 82
(5.4%)
65
(4.2%)
検事採用者 69
(4.5%)
67
(4.3%)
弁護士登録者 1,337
(88.1%)
1,330
(87.7%)
1,394
(89.2%)
弁護士未登録者 29
(1.9%)
36
(2.4%)
37
(2.4%)
弁護士登録者の内訳 1,337 1,330 1,394
法律事務所所属
(即独推定者を除く)
1,226
(80.8%)
1,229
(81.0%)
1,272
(81.4%)
組織内弁護士
(企業・公的機関・その他団体)
78
(5.1%)
74
(4.9%)
87
(5.6%)
即独推定者 33
(2.2%)
27
(1.8%)
35
(2.2%)

(※ ( )内の%は新規法曹資格者全体に対する割合)

以下の項目について、より詳細な情報をご覧になりたい場合はジュリナビにてご覧ください。 

■ 弁護士会別採用人数 
■ 事務所規模別の採用分布割合 
■ 採用企業・公的機関・その他団体一覧 
■ 71期即独推定者 
ジュリナビ「71期司法修習終了者の就職状況 ~6月時点~
 

■関連コンテンツ
71期司法修習終了者の就職状況調査 ~4月時点~ 
71期司法修習終了者の就職状況調査

  

出典・免責事項・引用・転載等について
1. 本調査は、各年時点の官報や日本弁護士連合会等の公表データをもとに作成しています。また、71期の司法修習生採用数については、過去のジュリナビ運営事務局調べ 「司法修習生進路調査」より引用しています。
2. 本調査はできるだけ正確性を保つよう合理的な努力をしましたが、所属弁護士数は日々変動し、かつ異動情報がタイムリーに日本弁護士連合会に提供されるとは限らないため、調査結果についてジュリスティックスとして完全性、正確性を保証するものではありません。
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