2019.
2.15

71期司法修習終了者の就職状況調査

71期司法修習終了者の就職状況調査

司法試験合格者数1,500名台時代の司法修習終了者の就職

 ジュリナビ運営事務局は、2019年1月末時点の71期司法修習終了者の就職状況を公開されている情報をもとに調査しました。70期に続き71期は司法試験合格者数が1,500名台となり、明らかに司法修習終了者の就職状況にこれまでにない変化が現れてきました。司法試験合格者数が1,543名であった71期の司法修習終了者は、1,517名と昨年より更に40名以上少なくなりました。一方、わが国の経済状況は米中貿易摩擦の影響があるとはいえ雇用状況はタイトな状態が続き、法律業界も企業取引を中心に好調を続けているようで、71期司法修習終了者の就職状況にもこれが現れています。

 今回の調査で明らかになったことは、企業活動を支える法律業務は拡大し続けており、大都市圏の企業法務系の法律事務所、特に大規模事務所を中心とする人材需要も上昇傾向が続き、司法修習終了者数の減少にもかかわらず採用数を増やしています。ジュリナビが別報で公表する「2019年全国法律事務所所属弁護士数ランキング200」でもほとんどの事務所が昨年比で弁護士数を増やしています。新人弁護士採用数の傾向に合致しているデータが表れています。

 これとは逆に、地方経済の低調を表すように地方の法律事務所や個人経営小規模事務所の人材需要は減少し続けています。こうした傾向が経済状況の変化によるものなのか、或は、弁護士業界に構造的な変化が起こっているのか分析し、法的サービス需要者のニーズに合う質と量の法曹人材の供給が必要になると考えます。単純に司法試験合格者数をコントロールするのではなく適正な人材配置や求められる質の法曹の供給が検討されるべきでしょう。

 

INDEX

 Ⅰ  71期司法修習生の就職状況

 Ⅱ 71期新人弁護士の事務所採用状況

 Ⅲ 弁護士会別採用数と事務所規模別の採用人数分布

 Ⅵ 企業及びその他法人の採用一覧・採用人数

 Ⅴ 即独推定者

 

 続きはジュリナビのHPにてご覧ください。