レポート[report]

2018.
2.23

2018年全国法律事務所ランキング

2018年全国法律事務所ランキング
 今年も全国の法律事務所について所属弁護士数(外国法事務弁護士を含む)を調査し(2018年1月時点)、以下の通りまとめました。

 5大事務所全体の新人弁護士採用数は、「70期司法修習終了者の就職状況調査」で報告の通り、68期、69期と150名台が続いていましたが、70期で188名と大きく伸び、5事務所とも所属弁護士総数が、それぞれ2桁増となり、すべてが総数400名を超えました(提携事務所所属弁護士含む)。5大事務所の中では長島・大野・常松が昨年比38名増で第3位になりました。5大事務所が、近年の企業活動の活発化に伴うコーポレートリーガルサービスの需要を吸収し、順調に成長し続けていることがわかります。

 一方、5大事務所以外のコーポレートリーガルサービスを中心とする準大手法律事務所は、概ね前年度と変わらず5大事務所との競争に後れを取っているようです。第7位にシティユーワ法律事務所が、第9位に弁護士法人大江橋法律事務所が、第10位には昨年と同じくベーカー&マッケンジー法律事務所外国法共同事業がランクインし、トップ10全体の顔触れは変わっていません。

 新興勢力として急成長し、昨年弁護士増数で1位と2位だったアディーレとベリーベストは、頭打ちとなり、数を伸ばせず、それぞれ第6位と第8位になりました。特に、アディーレは、順位は第6位を保持しましたが、先日の懲戒処分の影響もあってか、所属弁護士数が大きく減少しました。

 トップ10以外の事務所では、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、弁護士法人泉総合法律事務所、弁護士法人ALG&Associatesが、2桁の増数で大きく事務所規模を拡大しています。特に、2年連続で渥美坂井法律事務所・外国法共同事業が、弁護士数2桁増数になっています。
 70期司法修習終了者の大幅な減少の中、5大事務所の新人弁護士の積極的な採用のあおりで、業態を拡大していた事務所や中規模以下の事務所が採用数を伸ばせなかったように見受けられます。71期もまた、1,500名前後の司法修習終了者が見込まれますが、今年と同じような動きになるのか、新たな動向が見えてくるのか、景気動向により注目されるところです。

 また、今年も組織内弁護士の所属数を調査し、「2018年全国インハウスローヤーランキング200」を作成しました。是非こちらもご覧ください。

■ 2018年全国法律事務所ランキング
1 西村あさひ法律事務所 東京 Webサイト
2 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 東京 Webサイト
3 長島・大野・常松法律事務所 東京 Webサイト
4 TMI総合法律事務所 東京 Webサイト
5 森・濱田松本法律事務所 東京 Webサイト
6 弁護士法人アディーレ法律事務所 東京 Webサイト
7 シティユーワ法律事務所 東京 Webサイト
8 弁護士法人ベリーベスト法律事務所 東京 Webサイト
9 弁護士法人大江橋法律事務所 大阪 Webサイト
10 ベーカー&マッケンジー法律事務所外国法共同事業 東京 Webサイト

11位以下を見る(ジュリナビサイトにジャンプします。)